ファーストフードの今
これまでのファーストフードは牛丼吉野家に代表されるように「安い」「早い」「うまい」だった。これがここ数年で方針転換しているようですね。
KFCもマクドナルドもバーガー&ナゲット、ドリンクと注文すると簡単に1000円を超える。
これは決して安くはない。
「安い」→「安くない」
「早い」、「うまい」はそのままに「安い」イメージを壊さないように緩やかに値上げしている。
ジャンクフードと呼ばれた商品ラインナップも少しずつ改善され良質な食材へと変換している。
これはお客様の意識が変わってきたものであろう。特に先進国では発展途上国との格差も開き裕福になるのと同時に「環境」や「食」にたいする関心も上がってきた。
昨今のSDGsの醸成でバランスが求められている。自分の意識が高まり、お金の使いどころが選ばれる反面、選ばれようとする企業からすると良質材料の仕入れ原価を下げようとすることで途上国との格差もますます開く。
この先、環境変化での大規模災害や経済不安、食糧難、争い、戦争とチェーンリアクションが予測されるなか、自分たちの振る舞いに気を遣う。
そんな想いがランチをいただきながら心をよぎった。