国力UPは国民力UP
みなさんはどう思われますか?
「平等」には2通りあり、頑張った人が儲かる平等、一生懸命やったら褒められる平等。どちらかというと学校では後者を「平等」といい、経済社会では前者を「平等」と呼びますよね?格差社会がひどくなるのは前者で頑張ったら頑張った分儲かる。だからやる気が生まれる。頑張っても頑張らなくても賃金や待遇が変わらないなら頑張る意欲をなくす…よくわかる話です。
しかし、その格差によって次世代の教育格差が生まれるのはいかがなものでしょう?我々は日本国民としてこの国を背負い、次世代へと引き継ぎます。収入の格差が教育の格差や貧困を生んでしまうと課題大国日本を背負える若者がどんどん少なくなってしまいます。そういう意味で教育や給食、生活などの格差を極力減らすことを推進する動きは大切だと思います。
貧困の連鎖にならないようにみんなで関心をもって進めましょう。
外務省のHPでは 持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。 と書かれています。
SDGsの中でもこの問題に取り組むだけで1番、2番、3番、4番、10番にあてはまるのではないでしょうか?グローバルな視点をもってローカルな活動を。自分の家族、職場、地域、学校、こんな現場がみえたら話し合ってみましょう。
父性の芽生え探る
京都新聞をみてたら興味深い記事が。
男性はどのように父親になるのか!?
「子どもには時期によって男親が必要だ!」とか聞きますが、それも具体的にわからない。
それを研究し「父親意識」が芽生えていくのかを数値で解析していこうというのです。
昔NHKで小宇宙「人体」という番組がありましたが、どんどん広がっていきますね。
宇宙開発も進み民間人が宇宙旅行へ行く時代もそこまで来ていますが、まだまだ「人体の不思議」も深いですね。
西洋と日本の版画における違いと共通点
注目のピカソ展と歌川広重展。
偶然の同時期開催ではあったものの相乗効果、反響も素晴らしく双方に人が入っている模様。
両方の美術館学芸員さんのお話を伺えると、イベントに参加してきました。
県立図書館の横にかわいらしく位置する喫茶ニホ
こちらに2名の学芸員さん、サロン参加者役10名があつまった。
まずはお二人よりお気に入りの作品や時代背景や、西洋(ピカソ)と浮世絵の刷り方の違いなどを伺いました。
印象的な話は昔のものなので光り、紫外線に弱く美術館の中の明るさ、気温、湿度の管理を徹底するように指示があるという事。お客様からはこんなに寒くしなくてもいいのでは?と省エネ目線で言われるがことがあるが、美術品保存という意味で必要な事だそうです。
もうひとつは著作権が厳しく何処に何を載せるかという事に非常に厳しい審査があるようで、ピカソ展にちなんだパフェなど作るのでも細かく打ち合わせをしないとすぐに著作権にひっかかるという仕掛け人の苦労話。(写真はニホさんで食べられる特性パフェです。)
当時の話でいうと浮世絵の場合は大衆娯楽のためお金を稼ぐ為にはたくさん刷って販売しないと生活が出来なかった背景と、ピカソは20歳ごろからスペインからパリにでて運よく有力な画商がついた為結構裕福になれた。ロット番号(限定)がつくことで金額があがるといった話。
共通の話でいうとお互いにライバルとしている画家がいたり、一流で居る為にに時代の流れを意識しながら描いているという事でした。
最後に西洋の美術館では学生たちがスケッチブックをもって絵の練習しているが日本ではそれを許しているところは少ない。その背景には日本では企画展の期間が短期なため拝観者に快適に見ていただくという意味と、西洋では企業等から美術館などに寄付もあり、そういった学生も支援していこうという文化がある。日本には残念なことに(寄付文化)まだないといった話が伺えました。
西洋的価値観が全てよいわけではありませんが、日本の政治や制度が西洋を真似ているように進んでいくわりに日本人のマインドは置いてけぼりといった感がありました。こういった裏側を聞ける機会は大変貴重で今後とも参加したいと思います。
ピカソ展は福井県立美術館8月26日まで、歌川広重展は福井市美術館9月2日までです。
どちらも非常に貴重な作品を見ることができますのでぜひ足をお運びください。
歯
ところでみなさん、歯並びは良いほうでしょうか?
昭和46年組みの僕は左上にヤエ歯があり、決して歯並びが良いほうではありません。
小さい頃は笑うとヤエ歯に上唇がくっつき落ちてこない事意外はヤエ歯が可愛らしいとか言われるくらいでした。そんな時代だったのです。
時はたち、留学先アメリカ合衆国で見た光景はみなさん歯並びが良い。
聞くと歯は保険が利かないので歯並びが悪いと下流階級の家ということで仕事や人間関係にチャンスがめぐりにくくなるそうで子供の頃に親が無理してても歯の矯正をすると聞いたのを覚えている。
近年、歯並びが良いのと悪いのでは食事を上手くかめるかめないで身体にあたえる影響がとも聞く。
最近、友人の歯医者をしていることで気軽に質問をするのです。友人も気軽に答えてくれるので色々勉強になるのです。
僕の歯並びをみて歯ギシリで犬歯が犬歯でなくなってますねと・・・
歯ギシリによって歯は削れ、しかも上からの圧力に強い歯も横からの圧力で歯茎が弱り、出血や痛みを伴っている。
もうひとつ言うと寝ているときのイビキや歯ギシリ、無呼吸で睡眠が充分とれなく疲れが取れないなどの研究もされているとか。
これまで歯磨きは虫歯予防くらいとしか知識がありませんでしたが、歯や歯並び、噛むことで体にあたえる影響があるという事が見えてきました。それに無呼吸もあわせて研究が進み、寝ている時の身体の向き、枕の高さ、口に入れるマウスピースなど、身体へのストレス軽減や改善の研究が進んでいるようです。
歯医者は医者とはいえ、虫歯を削る、埋めるなどの職人的な要素も強く他の医者とはちょっと距離があったようですが、今は睡眠、食事、体調などにも影響が見え始め、手に職を持つ医者としてより知識と技術を求められる職になりそうです。