「享受」から「創造」へ。その先の創造も。

8月14日の福井新聞から今回の画像はすべて転載なのですが、これだけ興味深い記事が1日の新聞で盛り込まれているのも面白いです。

東京の人口集中、ひとり勝ちを阻止すべく、各都道府県がブースを出し、Uターン、Iターンを勧めるが転入より転出が多く人口減少に歯止めがつかないという記事。
①人口減少が起きている市町は転入者獲得に多額の税金を投入し数名の転入者を獲得するも、それ以上の人数の郷土愛を育めなかった地元民や仕事がない(ご縁がなかった)地元民が離れていくという皮肉な結果が浮き彫りに。

②欲しいのは税収と労働力である。特に税収があれば公共事業等で仕事を増やすことで従事者が住民になるパターンも考えられるが、住みよい街であるかどうかによってその後、その土地を離れるか住み着くかが左右される。税収があるという事は福井の企業が儲かっているという事で当然雇用や給与も上がっている。

③結論とすると現状は「灯台下暮らし」。順番としいては地道に地域づくり、地元民の教育と魅力を高め(郷土愛の醸成)なければお金がいくらあっても無駄金になってしまう。育てた地元民が地域を離れない。魅力を発信する。地域に人を呼び込む力を蓄えるよう生きた税金の利用法が求められる。(別の見方をすれば税金で福井のPRを県外でしても、福井に魅力ある企業、地域、粋な大人が少ないという事。これは我々大人が反省すべき点ですね。)(今の都道府県の在り方、税金の配分の仕方は別目線で見つめる必要あり。)

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それとは逆に市民が動き出した。
これまで行政にしてもらっていた事が(享受)が財政難で出来なくなった事を受けて自分たちで出来る事を考えて活動を始めた(創造)。しかし、残念な事に財政難が今年だけで終わらない。人口減により今後、日本全国で起こりうる事。すでに始まっていることである。
幸か不幸か福井市の財政難、事業中止が起爆剤となり表面化したが、もともとまちづくりを進めるNPO等の団体みなさんはまちに多くのプレーヤーを増やそうと頑張ってきている。いわゆる先駆者だ。この記事にあるような参加者のみなさんが今後とも地域等でプレーヤー、仕掛け人として活動を続けてもらえると上記③で述べた街の担い手、魅力の発信者として福井の未来も明るくなっていくと思う。

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「創造」を続け活動に幅が出てきたらその担い手があつまり、将来の世界の中の日本、日本の中の福井をどんな街にしたいか話していく「未来創造」が必要であろう。まちづくり団体のみなさんは「市長のグランドビジョンを聞かせてほしい」というがそれである。
個人的には福井を子育ての街に推奨するが、具体的には色々な事がある。それは次回以降に書くとして未来を担う若者たちがこういった活動を進めていくのはとても頼もしい物がある。
どんどん話し合い、行動を起こし、見つめなおし、方向修正をしながら世界で一番かがやく福井を全員野球で作っていきたいものです。

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こちらは徳島の記事。行政が中止といったが市民が強硬したというもの。詳しくはわからないが、地域伝統の阿波踊りを愛する市民の郷土愛を感じる。この祭り、踊りが自分たちにとってどういった物なのか?行政の意見をふっきっても行動に起こすエネルギーを感じます。
福井の人々も地元への郷土愛をもって軸を通す事(グランドビジョンの策定)によって付随してくる活動の優先順位と要・不要が見えてきます。少子高齢化で担い手減少、税収減少の今、市民の「本気」がまちの在り方にやっと影響を及ぼすところに近づいてきたように思います。
実は他県では20年以上もまえから、先進国だともっと前からこういった考えで地域づくりは進んでいます。あせらず、じっくり、着実に福井も前進したいものです。