福井芸術・文化フォーラム勉強会行ってきました。

福井芸術・文化フォーラムの勉強会へ行ってきました。大変勉強になりました。
フォーラム理事の朝倉さんのお話と事務局荒川さんのお話。

朝倉さんからは日本の文化政策の動向を1950年代くらいからのお話を伺い、2012年の劇場活性化に関する法律では「人が集い、創造性を育み、共に生きる絆を形成する為の地域の文化拠点とする(2枚目写真)」となっているが、文化庁としては2018年から5年間、戦略1として「文化芸術教育の充実」(写真3枚目)を進めないと受益者に響かないとしている。


これからの劇場は社会包摂的運営が大切と事務局荒川さんからのお話。

ちなみにウィキペディアによると「社会的包摂(しゃかいてきほうせつ)あるいはソーシャル・インクルージョン(英: social inclusion)とは、社会的に弱い立場にある人々をも含め市民ひとりひとり、排除や摩擦、孤独や孤立から援護し、社会(地域社会)の一員として取り込み、支え合う考え方のこと。 社会的排除(しゃかいてきはいじょ)の反対の概念である。」とある。

市民の為の劇場を目指してきたのに市民の利用が少ないというのはまさにお金持ちしか利用できない。一部の人しか利用できない劇場となっている現状。これを変えようとする大きな動きが始まっているのかもしれない。

人口減少による税収が減る中、まちづくりとしても集住都市、コンパクトシティーを実現させることで少量の税金を多数で共有する動きがあります。まさに劇場もこれまでのエリート、ハイアートの現場からより公益性をもった庶民の利用しやすい劇場、福祉向上も含む現場利用へと変革が求められているようです。

新しい福井市文化会館の方向性に多様な意見が出る中、これから50年先まで利用できる市民の憩いの場を作るのか(文化庁の方向性)、大型の集客イベントを対象とした福井市民というより、外貨稼ぎのイベントを中心とした文化会館を目指すのか(詳しくは決まってないものの形上、福井市の方向性にみえる)、話し合うべきだと感じました。権利と責任は我々一人ひとりの中にあり、議員や行政職員、策定委員は市民の意見を形にかえる手法を考える立場にあるのだと実感しました。我々市民がどんな文化会館を欲するのか明確にし、伝え広げる義務があると強く実感したひと時でした。ありがとうございました。