コシノヒロコ展 圧倒的存在感!
以前より新聞で紹介されていたコシノヒロコ展へ行ってきました。
福井県鯖江市まなべの館にて開催しています。
圧倒的な存在感がありましたのでまずは写真を。(僕の貧しい撮影なため、写真では伝わらないものも多数あり。ぜひ現場へ足を運んでください。)
セーレンビスコテックスで作られた作品の数々。
今回の企画展の為に作られた作品の数々。白い陶器に溶け込むような模様と思えば、漆器にはゴツゴツとした存在感のある筆のラインが。
暗闇の中に光の線をあて綺麗な輝きを放つ。一瞬光をともすと煌びやかな模様が浮かび立つ。
絵の作品も展示。
今回の企画展で驚いた事が幾つもありました。
今回の企画展は全国まわっているのではなく、鯖江の為に作られたものである事。
すべてが目の前に存在し、超近距離で見る事、感じる事ができる。(触るのはNG)
そして写真撮影もOKとの事。
マテリアル、形、色を自在に操り圧倒的な存在感を放つ作品たち。本人からのメッセージがまた素晴らしいので敬意をもって全文を示したい。(自分の為にもW)何度読んでも深く、感動するんですよね。
~現代の日本では、アートは生活と関係ないもののように、人々に捉えられがちです。けれども本来アートは日々の暮らしと結びついているものです。私はアート、ファッション、そしてさまざまなもののデザインを通じて、文化の質が高まることに寄与し、真の豊かさを追求したいのです。時代の変化とともに、ものの見方は変わっていきます。ですから今まであったものに、違う方向から刺激を与えて、現代の暮らしに合うものにしていくことが必要なのです。現代的な感性は、新たな価値を生み出します。
伝統的な地場産業の多い鯖江で、私の創作してきたものを取り上げていただくということには、先を見据えて新しいチャレンジをしていこうという志を感じます。そのご期待に応えることができれば幸いです。~